妊娠後期になると産婦人科の先生から散歩をするように言われますが、散歩の目安がどれくらいなのか気になりますよね。
この記事では、妊娠後期の散歩について
- 「どれくらいの時間歩けばいいの?」
- 「距離はどれくらいがベストなの?」
このような疑問にお答えします。
目次
妊娠後期に散歩が必要な理由
妊娠後期に散歩が必要な理由は、出産には体力が必要だからです。
妊娠後期になると妊婦さんの体力は落ちてきます。お腹も大きくなってくるので、足腰への負担も増えてくるもの。
あまり動かないよう安静にしている妊婦さんもいますが、産婦人科の先生が散歩を勧めるように、妊娠後期に適度な運動は必要なのです。
これは子宮口を開きやすくして分娩をスムーズにするためと、適度な体重を維持するためのようですが、他にも理由があります。
それは出産のための体力をつけるためです。出産は本人が思っている以上に体への負担が大きいので、散歩で有酸素運動をして妊婦さんの体力と持久力をつけておくことが大切なのです。
散歩に行くのが億劫なときの対処法
うちの場合も妻が産婦人科の先生から散歩を勧められて、妻自身「歩かなきゃいけない」という気持ちはあったものの、散歩に行くきっかけが掴めずにいました。
そこで「僕が仕事から帰ってきて一緒に散歩に行くこと」を提案したところ、妻はスムーズに散歩を始められたようです。
なぜなら、妻は1人で散歩することに不安があったのですね。
「もし散歩の途中で具合が悪くなって動けなくなったらどうしよう・・・」このような不安があったそうです。
なので、散歩に行くのが億劫に感じる妊婦さんはぜひとも旦那さんの力を借りてみることをおすすめします。
2人で会話をしながら散歩するのも楽しいですよ。出産してからは育児で忙しくなるので、今のうちに2人の貴重な時間を楽しんでおいてくださいね。
それに夫の立場から言えば、妻に頼ってもらえるのも嬉しいものなのです。上手にお願いしてみてください。
妊娠後期の散歩の距離や時間の目安はどれくらい?
それでは妊娠後期の散歩の目安について解説します。
時間としては30分を目安にするといいと思います。
産婦人科の先生は30分〜1時間の散歩をおすすめしていましたが、正直1時間は長過ぎるかなと。初めは30分の散歩が辛いかもしれないので、徐々に時間を伸ばしていくのがおすすめです。
散歩の距離については、妊娠後期の妊婦さんが無理のないペースで歩くと3km前後になるはずです。なので、3kmを目安にするといいでしょう。
距離も時間もあくまで目安なので、無理をせずに自分の体調を考えながら散歩をしてみてください。
僕の経験で言うと、僕も妻と一緒に散歩をしていましたが、目標時間を30分と決めて自宅から行ける色々なコースを散歩してみると、だいたい3km前後に収まることが多かったです。
なので、「時間は30分、距離は3km」を目安にすることをおすすめします。
妊娠中はいつから運動して大丈夫なの?
妊婦さんがいつから運動できるのかというと、安定期に入る「妊娠中期」です。運動を始めるには妊娠中期がベストとも言われています。
そして妊娠後期になると、産婦人科の先生から散歩などの運動をすることを勧められます。
妊娠後期に散歩をするときの注意点3つ
妊娠後期の妊婦さんが散歩をするときの注意点3つをお伝えします。
- 散歩で無理をして体調を崩さないようにする
- 散歩の後にはしっかり水分を補給する
- 外の天候が悪い日は無理に散歩に行かない(極端に暑い日や寒い日は避ける)
散歩をすることが義務のように考えてしまうと「どうしても歩かなきゃいけない」と考えがちです。しかし、一番大事なのは妊婦さん本人の体調だということを忘れてはいけません。
自分の体と相談しながら、無理のない範囲で散歩をするように心掛けてください。
妊娠後期の散歩に便利なおすすめグッズ3選
それでは妊娠後期の散歩をするときに、あると便利なグッズ3選をご紹介します。これは妊娠後期の妻に買って特に喜ばれたものです。
- ランニングシューズ
- LED懐中電灯
- 骨盤ベルト
1.ランニングシューズ
まずランニングシューズですが「散歩なのにランニングシューズ?走るわけじゃないのに?」と思うかもしれませんね。
しかしランニングシューズは
- 足をしっかりとホールドしてくれる
- 軽く作られている
- クッション性が抜群
このように妊婦さんにとってメリットだらけです。妊婦さんが散歩をするときの足の負担を減らしてくれるのでおすすめです。
僕の妻も、散歩を始めた当時は靴底の薄い靴を履いていたのですが、妊娠後期になり今までよりもお腹も大きくなって足への負担が増えていたようで、「足が痛い」と言っていました。
そこでランニングシューズを買って散歩に使ってみたところ、「めっちゃ楽で歩きやすい」この一言でした。
2.LED懐中電灯
そしてLED懐中電灯。これは暗くなってから歩く妊婦さんにおすすめです。
うちの場合は、妊娠後期は僕が仕事から帰ってから一緒に散歩していたので、夕方から夜にかけて歩くことが多かったから懐中電灯は必須でした。
LED懐中電灯は
- USBから手軽に充電できる
- 軽くて持ちやすい
- 光が明るく照らす範囲が広い
ので、夜道を照らすのと安全を確保するのにとても便利でした。LED懐中電灯がなければ、夜の散歩はできなかったでしょうね。
3.骨盤ベルト
最後に骨盤ベルトですが、これは腰痛を防ぐ目的と産後の骨盤の歪みを抑えるために使うことをおすすめします。
僕の妻は散歩のときも骨盤ベルトを使っていたことで、腰痛や産後の骨盤の歪みを抑えられていたのだと思います。実際に「骨盤ベルトを付けているときと付けていないときでは、腰への負担が違う」と言っていました。
骨盤ベルトを付けて少しでも妊婦さんの負担が減るのであれば、ぜひとも使っていただきたいものです。
ただし、産後ケアのものではなく妊娠中も使える骨盤ベルトを選んでくださいね。
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まとめ
妊娠後期の散歩の目安について解説してきましたが、最後にもう一度確認しておきましょう。
- 妊娠後期の散歩の時間の目安は30分、距離の目安は3km
- おすすめグッズ3選は、①ランニングシューズ、②LED懐中電灯、③骨盤ベルト
最初は妊娠後期に散歩に行くのが億劫かもしれませんが、赤ちゃんのためにも上手く旦那さんに協力してもらうことが大切だと思います。
適度な散歩は気分転換にもなるので、楽しんでみてください。