宮野真守が役を演じるアニメ「鬼滅の刃」上弦の弐の童磨ってどんな鬼?

「鬼滅の刃」とは、吾峠呼世晴氏による和風伝奇バトルマンガであり、週刊少年ジャンプで連載されています。最初にTVアニメ化されたのは「竈門炭治郎 立志編」で、全26話が2019年4月から9月にかけて放送され、大ヒットとなりました。

さらに、2020年10月には劇場版「無限列車編」が公開され、日本歴代興行収入第1位を獲得。そして、2021年10月から放送されたTVアニメ版「無限列車編」には完全新作エピソードが含まれ、同年12月5日からはTVアニメ「遊郭編」が全11話にて放送されました。

現在は、TVアニメ「刀鍛冶の里編」が2023年4月から放送中です。

「鬼滅の刃」に登場する鬼たちの中で、特にかっこいい容姿から高い人気を誇るのが童磨です。彼は、「週刊少年ジャンプ」誌上で行われた人気投票で第1回は原作コミックスに未登場だったため票が入らず、第2回では18位にランクインしています。

この順位は、鬼としては竈門禰豆子や猗窩座などに次ぐ5位であり、鬼の首領である鬼舞辻無惨よりも順位が上でした。

そこで、この記事では、公式ファンブックなどを参考にしつつ、人気キャラクターである童磨の基本的な情報を詳しく解説していきます。

宮野真守も出演しているアニメ鬼滅の刃とは?

物語は大正時代を舞台にしており、主人公である竈門炭治郎は、炭焼き一家の長男として生まれました。しかし、家族を鬼に食い殺されてしまい、唯一生き残った妹の禰豆子を人間に戻すために、炭治郎は「鬼殺隊」に入隊して鬼と戦うことを決意します。果敢に死闘に身を投じる彼の姿が描かれています。

「鬼滅の刃」という物語は、物語のはじまりから人を食べる鬼と鬼殺隊の剣士たちとの戦いが描かれています。ストーリーは友情、努力、そして勝利を軸とした少年漫画的な王道物ですが、単純に鬼を悪者にした勧善懲悪ではなく、元々は人間だった鬼たちの悲しい過去にも触れるなど、物語のドラマ性が高く評価されている人気作品です。

アニメ「鬼滅の刃」に登場する童磨とは、最強の一角を占める十二鬼月の1人であ、上弦の弐に位置します。つまり、すべての鬼の中でも、全鬼のナンバー3に当たる無惨と上弦の壱に次ぐ実力を持つ強者だということ。

童磨は、整った顔立ちの若くてかっこいい男性ですが、常にヘラヘラとした軽薄な笑顔を浮かべているため、不審者として見られることもあるのです。鬼であるため人を食しているが、「鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録」第1巻によると、童磨は相手を選ぶようで、男性よりも栄養豊富な女性を好む傾向があります。

ただし、童磨自身は、他の十二鬼月と仲良しであると思っているが、実際は凶悪な猗窩座から憎悪されているそう。また、自分を鬼にしてくれた無惨を崇拝していて、忠誠心が高いものの、無惨からはあまり好かれておらず、理由は、無惨の経験から童磨のような強い執着や渇望を持たない者は、鬼として大成しないためということ。

そのため、無惨は童磨に任務をあまり与えていなかったそうです。「鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」によると、童磨は無惨から、「鬼としての自覚を持て」「他の鬼月に打ち勝て」というミッションを与えられていたようです。

宮野真守が演じるアニメ鬼滅の刃の童磨ってどんな鬼?

「鬼滅の刃」に登場する「上弦の鬼」の一覧には、童磨(どうま)というキャラクターが存在します。

童磨は、「上弦の弐(に)」という階級に所属しており、身長は187cm、体重は86kgという巨漢であり、趣味は酒風呂(鬼に変身してからは飲むことができなくなってしまったため)、水煙管(煙草)、舞踊です。

これらの基本情報は、「鬼滅の刃 公式ファンブック 鬼殺隊見聞録・弐」から引用しました。

宮野真守が演じるアニメ鬼滅の刃の童磨の初登場はいつ?

童磨の声優は、アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」最終話において、「上弦の陸」という名前で登場し、宮野真守さんと判明しました。

宮野さんは、「DEATH NOTE」の夜神月役や、「機動戦士ガンダム00」の刹那・F・セイエイ役、「銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅」のラインハルト・フォン・ローエングラム役などで知られる人気声優です。

「遊郭編」放送前から、童磨の声優が誰になるのかを予想するファンがいました。その中でも、宮野さんを希望する意見が圧倒的多数を占めたため、彼の起用に喜びを感じるファンが多かったでしょう。

童磨は、アニメ「鬼滅の刃 遊郭編」の最終話、すなわち第11話で初登場します。ただし、童磨が登場するのは、妓夫太郎(ぎゅうたろう)の回想の中で、この時点ではまだ「上弦の陸」と呼ばれていました。彼の本格的な活躍が描かれるのは、これから先の物語であると思われます。