- お宮参りの初穂料のお金の正しい入れ方は?
- 初穂料の封筒の書き方がわからない
- 初穂料の相場はどれくらい?
赤ちゃんの生後1ヶ月頃に神社へお参りに行くお宮参りですが、初めてのパパは封筒への初穂料のお金の入れ方や封筒の書き方がわからないですよね。
また初穂料の相場がどれくらいか迷ってしまうのではないでしょうか。
この記事ではお宮参りの初穂料についてくわしく書いていきます。この記事を読めば、初めてのパパでもお宮参りの初穂料の準備ができるようになります。
目次
初穂料とは何?由来を解説
初穂料(はつほりょう)とは神社でする儀式のときに納めるお礼です。
その由来は「初穂料」という名前に関係があります。
「初穂」とはその年に初めて収穫したお米のことで、お米が無事に収穫できた感謝の気持ちを神様に伝えるために神社へ初穂を収めていました。
しかし
- お米はいつでも穫れるわけではない
- 農家以外の人はお米を納めることが難しい
このような理由から、段々とお米ではなくお金を納めるように変わっていきました。
そして今では「料」という漢字が付き、神社での行事で納めるお金のことを「初穂料」と呼ぶようになったのです。
なのでお宮参りのときに神社へ渡すお礼のことを「初穂料」と呼ぶのですね。
お宮参りの初穂料のお金の入れ方と封筒の書き方
お宮参りのとき神社に納める初穂料のお金の入れ方や封筒の書き方を解説します。
パパが事前に調べて知っておくと準備がスムーズに進みますよ。
初穂料のお金の入れ方
- 「紅白蝶結びの水引が付いたのし袋」または「白い封筒」を使う
- お札の人物の顔が印刷されている面を表にする
- 封筒の上側に人物の顔が来るように、のし袋または封筒にお金を入れる
お宮参りは家族にとって何度あってもいいお祝いごとなので、紅白の蝶結びの水引を使います。
結婚式などで使う「結び切りの水引」はNGなので気を付けてください。
のし袋や封筒の書き方
- 表書きの上の段には「御初穂料」または「初穂料」と書く
- 下の段にはお宮参りに行く「赤ちゃんの名前」を書く
のし袋の表書きの上段には「御初穂料」と書くのが一般的です。
下の段には赤ちゃんの名前を書くのが一般的ですが、神主さんが読みやすいように「ふりがな」を振っておくことをおすすめします。
地域によってはパパの名前も一緒に書くところもあるようです。
初穂料の相場はどれくらい?
お宮参りのときの初穂料の相場は約5000円です。
初穂料は神社によって違うので、お宮参りに行く神社に事前に電話で確認しておくといいでしょう。
僕が神社に電話で初穂料を確認したときは「みなさん5000円の方が多いですね」と親切に教えてくれました。
初穂料のお金は新札がいい?
初穂料に使うお金は新札じゃなくても大丈夫です。
ただし神社に納めるお金なのでボロボロになったお札は避け、できるだけキレイなお札を使ってください。
とはいえお宮参りは神社での神聖な儀式なので、可能であれば新札を用意することを僕はおすすめします。
お宮参りの初穂料は誰が払えばいい?
お宮参りの初穂料は一般的に赤ちゃんのパパとママが出すことが多いです。
しかし初穂料には誰が出さないといけないという決まりはありません。なのでお宮参りに祖父母が参加する場合は祖父母が初穂料を出すこともあります。
なのでお宮参り当日にバタバタしないように、誰が初穂料を出すかを事前に決めておきましょう。
お宮参りの初穂料はいつ神社に渡せばいい?
お宮参りのときに意外と悩むのが神社に初穂料を渡すタイミングです。
お宮参りの儀式はあっという間に進んでいくので、初穂料をいつ神社に渡せばいいかわからないと思います。
一般的には神社でお祈りをしてもらう前に社務所で受付をするときに初穂料を渡します。
初穂料を渡すタイミングは神社によっても違うので、事前に確認しておきましょう。
僕の場合は地方の小さな神社で社務所での受付がなかったので、お祈りが始まる前に神主さんに直接渡しました。
まとめ
お宮参りの初穂料について書いてきましたが、もう一度しっかり確認しておきましょう。
●お宮参りの初穂料のお金の正しい入れ方は?
- 「紅白蝶結びの水引が付いたのし袋」を使う
- お札の人物の顔が印刷されている面を表にする
- 封筒の上側に人物の顔が来るように、のし袋または封筒にお金を入れる
●初穂料の封筒の書き方
- 表書きは上段に「御初穂料」、下段に「赤ちゃんの名前(ふりがなを振る)」を書く
●初穂料の相場はどれくらい?
- 一般的には約5000円が多いが、事前に神社に確認しておく
お宮参りは赤ちゃんと家族にとって大切な儀式です。
お宮参りに当日にバタバタしないように、事前にパパが色々と確認しておくとスムーズに進めることができるのでおすすめです。